前職企業のネームバリューってどの程度転職に影響するの？採用担当目線で解説

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前職企業のネームバリューってどの程度転職に影響するの？採用担当目線で解説

2023.01.23

前職企業のネームバリューってどの程度転職に影響するの？採用担当目線で解説

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前職の企業が大手や老舗などネームバリューがある場合、「ネームバリューに誇りを持ち転職活動を有利に進めたい！」と考える人も一定数いらっしゃるかと思います。
一方でどのような評価を受け、どの程度転職活動に影響するのか気になるところです。

本記事では前職企業のネームバリューがどの程度転職活動に影響するのか、採用担当者の視点でお伝えします。

ネームバリューのある企業とは？

ネームバリューのある企業と聞いて、どのような企業をイメージしますか？

一般的には企業名にブランドを感じる・誰でも知っている企業というイメージから、大手や老舗企業を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
また、頻繁にメディアに登場する企業は、規模に関わらずネームバリューがあると考える方も多いかもしれません。
そして大手や老舗を中心としたネームバリューのある企業への就職は大変人気があり、採用倍率は高く狭き門とされています。

ネームバリューのある企業の評価は？

それでは、ネームバリューのある企業に在籍した経験は、採用担当者からどのように見られているのでしょうか？

①プラスポイント

まずは、評価されるポイントです。
ネームバリューのある企業の採用倍率は高く狭き門です。そんな企業の選考を突破したことを評価し、ベースとなる能力を持っていると判断できます。
またネームバリューのある会社は、一般的に資金力が高く教育訓練制度が充実しています。そのためビジネスマナー・法令順守・ ITリテラシーなどの基本的スキルを身につけていると期待できるでしょう。

さらにDX ・ SDGs ・働き方改革など時代の潮流にのった最先端の環境の整備や、取り組みを行う機会は少なくありません。業務内容によっては直接の関わりや経験を持っていたり、直接の関わりがなくても取り組みに対する高い意識が築かれていることも期待できます。

このように、ネームバリューのある企業に在籍していた履歴は、採用者視点から見ると一定のプラス評価に繋がると考えられるでしょう。

②マイナスポイント

一方で、ネームバリューのある会社に在籍していることをマイナス評価と捉えられるケースも考えられます。
一般的に大企業は、企業規模が大きく業務が細分化されているため、一人ひとりの業務や裁量の範囲が狭いという傾向があります。
また経営者との距離が遠く、自分の業務範囲を超えた組織や業務の繋がりや企業全体の経営や動向に対する視点が狭くなりがちです。
さらに長年在籍した場合は社風や自社の常識に染まり、柔軟性に欠けるとみられる可能性も考えられます。

応募先企業にもよりますが、応募先企業の社風・風土・求める人物像などを研究し、マイナスに捉えられる可能性があるポイントに関しては、カバーできる材料を用意しておくと良いでしょう。