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2023.07.21

転職活動にかかる資金ってどれぐらい?リアルな数字を教えてください!

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転職活動をスタートするにあたり、どれくらいの資金がかかるのかは誰もが気になるところでしょう。
ここでは転職活動において、何にどれくらいのお金がかかり、どれくらいの資金を準備すればよいのかについてお伝えします。

転職活動ではどのようなお金が必要?

転職活動に必要なお金は、大きく2つに分類されます。

一つめは、転職活動にかかる費用です。面接に行く際の交通費、書類の印刷や発送費、参考書籍の購入費等があげられます。

もう一つは、退職してから転職活動を行う場合の生活費です。在職中に転職活動を行う場合は問題はありませんが、転職先が決定する前に退職する場合は、資金の準備が必要です。雇用保険の失業給付を期待する方がいるかもしれませんが、離職理由が自己都合の場合、手元に実際にお金が入るまでに、3か月程度かかります。

「こんなはずでは・・・」という事態に陥ることがないように、当面の生活費の見通しをたて、資金を準備してから退職するようにしましょう。

転職活動にかかる費用例

それでは、具体的に必要になるお金について考えてみましょう。
まずは、転職活動にかかる費用の例です。

各項目の必要度は個人の状況による異なるため、まずは何に費用がかかるのかを確認し、自分に必要な費用を見積もることをおすすめします。

□交通費・宿泊費
企業面接・転職エージェントのキャリアアドバイザーとの面談・就職説明会やセミナーなどに交通費がかかる可能性があります。
交通費や宿泊費は、面接・面談のオンライン対応の有無、居住地が遠方であるか、宿泊が必要か、タクシーを使う可能性があるかなどにより個人差があります。
まずは、ざっくりで良いので、居住地と働きたいエリア間にかかる費用を、見積もってみましょう。

□書類の印刷・発送・写真
履歴書・職務経歴書の印刷・必要書類のコピー・郵送等の発送費などにかかる費用も考慮しましよう。オンラインで対応・完結する場合は、費用がかからないケースもあります。
一方で履歴書に写真添付が求められる場合は、撮影代が必要です。

□書籍・スキルアップ費
転職、適性検査、業界情報などに関する書籍購入、セミナー・資格取得などスキルアップ費用です。必要があるか確認をしておきましょう。

□通信費
企業や転職エージェントとの連絡は、電話やメールで行う場合も多いため、携帯電話の通信費、インターネット環境にかかる費用が必要です。

□パソコン、携帯端末費
パソコンや携帯電話の購入・買替費用。手持ちのもので足りる場合は改めて購入する必要はありません。

□衣服費
面接用のスーツ・バッグ・靴等の衣服費です。手持ちのもので足りる場合は改めて購入する必要はありません。

□飲食費
転職活動の合間や待ち時間が増えることにより、外食・カフェ費用がいつも以上にかかる可能性があります。
小さな金額でも積もると意外と大きな額になっていることもあります。

転職活動中の生活費の費用例

退職後に転職を行う場合は、上記の費用とは別に生活費の資金が必要です。

□生活費
住居費、食費、その他生活費等。

□税金・社会保険料
在職中の税金は、会社が給与天引きしているケースが多いでしょう。退職後は無職であっても税金(所得税・住民税)を自分自身で収める必要があります。また、社会保険(健康保険、年金)も自身で加入手続きを行い、支払う必要があります。

転職活動に必要な資金はいくら?

リクナビNEXTの「転職成功のための資金計画」(※1)によると、

「転職活動の費用(交通費、スーツ等、履歴書、資料代などの合計)はどのくらいでしたか」の質問に対して、67.6%が10万円以下と回答しています。また、少数ではありますが、60~90万円未満(2.4%)、90万円以上(0.6%)高額費用が必要だったと回答している人もみられますが、IUターンなど遠方の転職以外は、10万円程度の資金があれば足りるでしょう。

また、「退職してからの転職を行う場合、転職活動の為に必要だと思う貯金(資金)はいくら必要だと感じましたか?」の質問に対して、「10万円未満」(32.0%)が一番多く、次いで「10〜50万円未満」(25.0%)「50〜100万円未満」(15.8%)という結果になっています。

退職後の転職活動は、どれくらいの期間で転職先が決まり入社できるかが大事なポイントです。転職活動にかかる期間+1か月分の生活費が資金として準備できていると安心です。自身の基本的な生活費・給与天引きしていた税金や社会保険料の金額を算定してみましょう。1か月以内の転職が現実的であれば2か月分、3か月以内であれば、4か月分の資金を準備すると安心です。

出典:リクナビNEXTの「転職成功のための資金計画」

まとめ

転職活動では、交通費、印刷や郵送費、書籍の購入費等の費用が必要になる可能性があります。具体的な金額は、各人の事情や状況により個人差があるため一概にはいえませんが、居住地が遠方でない場合は、10万円程度の資金があれば十分でしょう。

また、あらかじめ退職してから転職活動を行う場合は、転職先が決定するまでの生活費が必要です。自身の当面の生活費の見通しをたて、資金を準備した上で退職し、転職活動をスタートすることをおすすめします。

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