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2022.05.16

転職1年未満で退職ってアリ?ナシ?

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転職をしてまだ1年にも満たないけれど”もう辞めたい。。。”
そんな思いを抱いている方は少なくないのではないでしょうか。

しかし一方で『そんなに早くに退職しても良いの?』と不安や疑問を抱く方も多いかと思います。

今回は1年未満の早期退職について転職者実態調査をもとに解説します!
転職したばかりの職場を辞めたい…と思い悩んでいる方は、ぜひ参考にご一読ください!

転職者の直近の勤め先の通算勤務期間

まずは転職者の直前の勤め先の通算勤務期間を確認したいと思います。
厚生労働省が令和2年に実施した『転職者実態調査』によると、下記のような結果が公表されています。

  • ・6カ月未満:7.8%
  • ・6カ月以上1年未満:9.9%
  • ・1年以上2年未満:17.1%
  • ・2年以上5年未満:26.9%
  • ・5年以上10年未満:17.7%
  • ・10年以上:19.7%

このデータより、転職から1年未満で退職した人は約17.7%。
おおよそ2割の方が転職から1年未満で退職をしています。

多くの方が早期離職していることが伺えますね。
データより1年未満の早期退職は決して珍しくはないことが分かりました。

参考:「転職者実態調査」直前の勤め先及び現在の勤め先の状況

1年未満の短期離職は次の転職活動に影響する?

とはいえ、なんらかの理由で入社1年も満たないうちに退職してしまうケースもあるかもしれません。
そうなると気になるのは次の転職活動への影響ですよね。

結論として、早期離職は転職活動の際マイナスイメージになってしまう可能性が高いと言えます。
というのも採用活動には多大なコストと時間がかけられているからです。

就職みらい研究所が公表している採用市場調査「就職白書2019」によると、
中途採用1人あたりにかかる金額は82.8万円。

採用コストが非常にかかることから、企業としては早期離職を避けたいもの。
そのため前職に早期離職をしていると「入社してもすぐに退職してしまうのではないか?」と懸念を抱かれてしまう可能性があります。

もし入社後すぐに退職をしたくなったら、まずは退職を考える理由を洗いだしてみましょう。
あいまいな理由や、なんとなくということであれば、もう少し今の職場に所属し続ける方がベターかもしれません。

上司や先輩に相談することで抱いている不満や悩みが軽減できるかもしれません。
また仕事内容や職場の雰囲気が合わない場合は、異動願いを出すのも1つの手。
その場の感情だけで退職を希望するのではなく、本当に今の職場を辞めるべきなのか冷静に状況分析することが重要です。

1年未満の短期離職をした場合

やむを得ず1年未満うちに離職してしまった場合、少なからず転職活動が不利になってしまうこともあるかもしれません。
しかしそのことを念頭に置いて転職活動を行うだけでも成果は変わってくるでしょう。

1年未満の短期離職をした場合、転職活動においては「納得できる離職理由を用意する」ことを意識してみましょう。

納得できる理由を用意することで、「入社してもすぐに退職してしまうのではないか?」という懸念を少なからず払拭できるでしょう。
ただし、嘘やごまかしはNG。
また感情的に不満や悩みを伝えるのも避けましょう。
退職のきっかけになった理由や原因に対してどのように取り組んだのか、
どう向き合ってきたのかを合わせて伝えることで人柄や経験などにも注目してもらえるようになるでしょう。

1年未満の短期離職は、次の転職活動の際に不利になる可能性が高いですが、
一方で、合わない会社で働き続けるほうがリスクになることも。

早期離職を選択するか否かは、現状だけではなく長期的な視点で考えることが重要です。
退職するか悩む場合は友人や家族など人に相談するのも良いでしょう。
相談することで気持ちが軽くなったり、前向きになることもあります。
また新しい観点や気付きが得られることもあるでしょう。

自分らしく生き生きと過ごせる環境を見つけられるよう、応援しています!

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