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2022.06.07

内定承諾を決める時、年収交渉をしても良いの?年収交渉のタイミングとコツ

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転職をするには人によって様々な目的がありますが、
収入アップを目的に転職活動を始める方は少なくないでしょう。

できることなら、なるべく理想に近い給料条件で内定を承諾したいものですよね。
入社後キャリアアップを重ねるに伴い年収が上がることもありますが、
やはりスタート時点から理想の年収で新しい仕事を始めた方が総収入額も増える可能性が高まります。

そのため、内定承諾をする際に年収交渉を考えている転職者も少なくないでしょう。
またせっかく希望の仕事や理想の社風を持つ会社に出会えたとしても生活範囲ギリギリの収入では、仕事も長続きしないでしょう。
自分のライフステージやライフプランを考えた上で、年収について考えることはとても大事です。
しかし「そもそも年収交渉するなんて失礼ではないの?」「内定取り消しにならないの?」と疑問に思われている方も多いかと思います。

そこで今回は、転職における年収交渉についてお伝えします。

■年収交渉は可能なの?

結論から申し上げますと、年収交渉をすること自体は可能です。
しかし年収交渉をしたからといって、必ずしも自身の希望が通るわけではありません。
また年収交渉が受け入れられるかは、職種・採用後のポジション・経験・応募先企業にもよります。

とはいえ、交渉をしなければ上がる可能性がある年収も、提示された条件のままになってしまいます。
応募先企業から提示された年収額に対してもう少しプラスαを希望するのであれば、
後悔しないためにも年収交渉をすべきではないでしょうか。

■年収交渉のタイミング

年収交渉において最も重要なのは”タイミング”です。
交渉に最適なタイミングは『内定通知後、内定承諾前』と言われています。

その理由は2つあります。
面接中は企業が主導権を握っており、応募者からの年収交渉はなかなか受け入れてもらえないもの。
面接中にも希望の年収額を聞かれることもあるかと思いますが、あくまでも他の応募者との比較や参考までのヒアリングです。
面接中の年収についての会話はあくまでも希望を伝えるだけに留め、ガッツリ交渉するのは控えましょう。

とは言え、面接中に伝えた希望額と内定承諾前に提示する交渉額があまりにも乖離しているようでは、
応募先企業に対し不信感を与えてしまうことにもなりかねません。
面接中に伝える希望年収額は、後の交渉も加味して伝えるようにしてくださいね。

もう1つの理由は次の通り。
内定通知後は内定者が企業の入社を決めるフェーズとなります。
つまり、この選考において内定者(応募者)が主導権を握る場面となります。
しかし一度内定承諾をしてしまうと、企業側が提示した労働条件(給料や業務内容など)に合意をしたとみなされます。
そのため年収交渉は必ず内定承諾をする前に行いましょう。

■年収交渉のコツ

せっかく交渉するのであれば、年収アップを狙いたいものですよね。
また年収交渉が原因で入社前から人事担当者や上層部との関係性が悪くなるのも避けたいところ。

最後に年収交渉のコツをお伝えします。
年収交渉を行うにあたり、少しでも参考になれば幸いです。

□直接対面で交渉をする

なかなか切り出しにくい年収交渉ですが、メールや電話より対面で交渉をするようにしましょう。
メールや電話の場合、熱意やトーンが伝わりにくいことがあります。また自身も相手の表情を見て交渉ができないため、思わぬ失言や誤解を招く可能性もあります。

年収交渉を行う場合は、採用担当者に面談の機会を設けてもらうよう依頼しましょう。

□具体的な希望と交渉をする根拠を伝える

「少しだけ金額を上げて欲しい」と伝えても”少し”というニュアンスは人によって様々。
漠然とした希望は先方担当者にも伝わりにくく、円滑な交渉の妨げになります。

「年収550万円から600万円にあげて欲しい」「提示金額の10%上乗せを希望」のように具体的な希望金額を伝えましょう。またただ漠然と希望の金額を伝えても相手は納得しないもの。
これまでの経験や業績を合わせ伝え、なぜその額で年収交渉を行うのか理由も伝えましょう。

□業界・職種の水準を調べる

年収交渉にあたり、最も大切なポイントは業界・職種の水準を調べておくこと。
あまりにも同業界・同職種の水準とかけ離れているようでは、相手の心証を悪くしてしまいます。
また自分の価値を分かっていない人と思われてしまい、仕事が始まる前からネガティブな印象を与えてしまいかねません。

年収交渉を行う企業の同業界・同職種の年収水準を調べ、自分の経験を加味した上で交渉金額を検討しましよう。

■まとめ

年収交渉は『内定通知後、内定承諾前』がベスト。
内定を承諾した後は原則提示された給料で仕事が始まることになります。
そのため内定承諾する前は提示された年収額(給料)を確認し、必要に応じて面談の場を設けてもらいましょう。

年収交渉は決してできないことではありませんが、むやみに交渉してしまうと相手への心証が悪くなってしまいます。そのため業界・職種の水準を調べ具体的な根拠を基に希望金額を提示できるよう、きちんと準備を整えた上で交渉に臨んでくださいね。

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