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2022.08.04

内定承諾はどれ位待ってもらえる?!承諾保留の伝え方と、人事の本音

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転職活動の中、待望の内定の連絡が…! まずは合格を喜び、ほっと安堵が広がることでしょう。
しかし、「内定を承諾します」と即答できず、「うーん、どうしよう…。」と迷う方も多いのではないでしょうか。
では、内定をもらったものの、すぐに内定を承諾できない時、これを保留することはできるのでしょうか?

内定承諾は保留できる?

内定の承諾は、保留することができます。
企業から内定を伝えた際、通常は数日から1週間くらいの返答期限を設けることが多いようです。
期限内に判断できる場合は、保留の依頼は不要です。
結論が出次第、速やかに承諾または辞退の返事をしましょう。期限内に結論を出すことが難しい場合は、採用担当者にできるだけ早いタイミングで、内定承諾の保留の依頼をします。
保留できる期間は、応募先企業の採用状況や採用ポジションにもよりますが、通常は1週間、遅くとも2週間の延長をめどに交渉しましょう。

内定承諾の保留をしたい時ってどんな時?

具体的に内定の承諾を保留したい時とは、どのようなケースなのでしょうか?
3つの例をあげてみましょう。

① 他に志望する企業や選考中の企業がある

複数の企業に応募していた場合、他の選考結果が出揃ってから承諾を判断したいケースはよくあることでしょう。採用担当者にとっても想定内といえます。
この場合は、転職活動をやりきってから結論を出したい旨を、前向きな理由として伝えるとよいでしょう。

また、面接の際に「他社への選考状況は?」と聞かれることがあります。「正直に言えば不採用になるのでは…」と不安に思うかもしれません。しかし、内定時に承諾を迷う可能性がある場合は、後から矛盾が出るより現状を伝えておくと双方共に納得できる選考の場となるでしょう。

② 内定を受けた企業に対して懸念がある

下記のように内定をもらった企業に対して、懸念や不安を頂き承諾を即答できないこともあるかと思います。

  • 業務内容に不安がある。
  • 待遇や条件面に懸念点がある。
  • 企業の訪問時や、面接時の雰囲気に違和感がある。

入社後のミスマッチは、転職者、企業共に辛い状況を生み出します。待遇や条件面については、企業から通知される「労働条件通知書」の内容を確認してから内定承諾の返事をしましょう。
それでも解決できない場合は、採用担当者へ懸念点について質問し、納得してから結論を出すとよいでしょう。

③ 転職への迷いや障害がある

転職は、将来に関わる大きな決断です。
下記のように自分だけで決めることが難しく、決断までに時間を要することもあるでしょう。

  • そもそも本当に転職するのか迷っている。
  • 現職から引き止めがあり退職の見込みが立っていない。
  • 家族等の身近な人に対する説得が困難である。

このような場合は、なぜ転職をしようと考えたのかを振り返り、家族や信頼できる人に相談して結論を出していくとよいでしょう。

3つのケースに共通して言えることですが、内定を承諾後に辞退をすると、企業に迷惑をかけることになります。他社の選考状況や自身の状況を鑑みて保留が必要と判断した時は、早めに採用担当者に状況を伝え、保留可否や期限の交渉をしましょう。
重要な決断をせまられている時だからこそ、しっかりと考えることが大切です。自分自身が納得し、後悔のない決断をしましょう!

内定承諾の保留をされた!採用担当者の本音は?

内定を承諾すると、企業と内定者間に雇用関係が成立したとみなされます。すなわち企業が、正当な理由なく内定を取消すことは違法となり、簡単に内定取り消しを行えなくなります。
一方で、内定者は、「内定承諾書」にサインをした後に入社を辞退しても法的には問題ありません。実は内定通知後は、このように内定者に有利な状況になっています。

そのため、採用担当者には、内定承諾後も、実際に入社するまで気が抜けないという本音があります。内定を即決しても、後になって辞退されることは大きな打撃です。内定を保留されたとしても、悩みや懸念点を解決した上で承諾し、確実に入社する内定者のほうが望ましいともいえます。

一方で、採用担当者は、内定承諾が得られるまで、採用活動を終えることができません。他の内定候補者がいた場合は、合否の連絡を保留する等、募集や選考を継続することになります。また、入社日が決まっている場合は、承諾を延長できる日数に限りがあることも考えられます。

内定を保留にしたい場合は、上記のような企業側の事情も踏まえ、できる限り迅速に行動することが大切です。

悪印象を与えない承諾保留の伝え方

内定承諾の保留にはリスクもあります。一番に考えられるリスクとしては、「第一志望ではない」や「入社意欲が低い」と受け止められてしまうことでしょう。そのため、採用担当者への保留希望を連絡する際は、できるだけネガティブなイメージを与えないよう以下のポイントを意識しましょう。

■連絡のポイント

 内定連絡からできるだけ早く相談する
 電話やメール等、迅速にコミュニケーションが取れる方法を用いる
 保留を当たり前と捉えず、相手の理解を得られるよう誠実に交渉する

■伝える内容のポイント

 内定保留が必要である理由を明確に伝える
 いつまでに内定承諾可否の返答ができるのか期限を伝える
 入社意欲をしっかりとアピールする

相手の立場をふまえ、良識あるマナーと誠実なコミュニケーションを意識して、交渉をすすめましょう。

まとめ

内定承諾は、急ぎの人員確保や最終面接で有力な合格候補者がいる場合でなければ、通常は一定期間保留できます。
承諾を保留したい時は、明確な期限と理由を伝えるとともに、社会人としてのマナーとコミュニケーションを意識しましょう。

保留期間を有効に活用し入社についてしっかりと考え、後悔しない結論を出すことが大切です。

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