2022.11.21
面接の逆質問って何!?『聞いておくべき質問』を5つお伝えします!
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面接の途中や最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれた時、何を質問すべきか迷う人は多いのではないでしょうか。少しでも好印象を与えるような質問をしたいと考える方もいる一方で、無意味に質問をすることで評価を下げたくないと思う方もいるかと思います。
本記事では、面接の逆質問において「聞いておくべき質問」をお伝えします。
逆質問の目的
面接官はなぜ、逆質問をするのでしょうか。まずは逆質問の目的を深堀っていきましょう!
逆質問の目的は大きく2つあります。
1つめは、面接官からの一方的な質問だけではなく、応募者の不明点や疑問点に応える逆質問を行うことで、応募者の不安解消やアンマッチ防止に繋げるためです。
2つめは、応募者の志望度、意欲の確認。
自社に対しどの程度関心を持ち、どの程度面接の準備をしているのかを確認する目的があります。
例えば、「質問はありません」と答えると、関心が薄く志望度が低いと受け取られる可能性があります。
また、ホームページを見ればすぐにわかる質問をしてしまった場合、企業研究の不足が明らかになります。
志望度が高ければ、面接の前の企業研究においてホームページを隅々まで確認しますよね。
他にも目的はありますが、逆質問には面接官に高い志望度を有しているとアピールする大事な場。そのため、事前に逆質問を準備した上で面接に臨むことが大切です。
逆質問の注意点
それでは、逆質問をする際はどのような点に注意すればよいのでしょうか。逆質問のポイントを確認していきましょう。
①安易に収集できる情報の質問は控える
「御社の強みは何ですか?」「売り上げはどれくらいですか?」
など、インターネット等で調べればすぐにわかる質問は、企業研究ができていないと思われる可能性があります。
面接官への心象も悪くなる可能性があるため控えましょう。
ホームページに掲載されている事業内容や、企業が力を入れている取り組みを理解した上で、気づきや疑問点を質問するとよいでしょう。
疑問の解消を図ると同時に、自分が今後関わる可能性のある事業や業務に関する質問は、自分をアピールする絶好のチャンスです。
②ネガティブな印象を与える質問
「未経験ですが大丈夫でしょうか」「売り上げが達成できなかったらどうなりますか」
など、不安を解消したいという思いからのストレートな質問は、時に面接官に対して無意欲な印象を与える可能性も。マイナスイメージを持たれがちな質問は、言葉を言い換えるだけでネガティブな印象を払拭できることもあります。
その場の思いつきで質問することがないよう、不安点はポジティブイメージを訴求できる言い回しを考えておくと良いでしょう。
③待遇面、福利厚生に関する質問
「残業はありますか?」「有給取得率はどれくらいですか?」
など、待遇や福利厚生に関する質問は、必ずしもNG質問とは言い切れませんが、仕事よりも待遇面・給料を重視していると判断される可能性があります。
どうしても確認をしておきたい場合は、待遇面ばかり質問せず他の質問を絡めて質問を進めてみるようにしましょう。
聞いておくべき質問は何?
それでは、面接で聞いておくべき逆質問にはどのようなものがあるのでしょうか。
会社や面接官の立場により状況は異なりますが、代表的な質問を5つお伝えします。
会社の理解をより深めると共に、関心や入社意欲をしっかりアピールできる前向きな質問を心がけましょう。
①経営や事業に関する質問
面接官が経営層の場合に、経営や事業など会社に対する理解を深める質問です。
「今後予定している事業展開があれば、差支えない範囲で教えてください」
「〇〇事業における課題はどのようなものがありますか」
②業務に関する質問
面接官 が現場担当者の場合に、現場のリアルな声を確認する質問です。
「〇〇の業務について、もう少し詳しく教えてください」
「私はお客様に対応する際に、〇〇を大事にしていますが、御社が重視することはどのようなことでしょうか」
③企業風土や文化に関する質問
企業文化や社風が自分自身にマッチしているか確認をする質問です。
「社員が部門を超えて交流したり、情報交換をする機会はありますか」
「御社で活躍する人について、何か共通点や傾向はありますか」
④面接者の経験や考えを求める質問
面接官自身の具体的な考えやエピソードを聞き、理解を深める質問です。
「〇〇様が思う、仕事のやりがいや魅力は何でしょうか」
「〇〇様が業務を行う中で、心がけていることを教えてください」
⑤最後に自己アピールをする質問
面接のやりとりで自己アピールをしきれなかった場合は、逆質問でしっかりと関心や意欲を伝えましょう。
「御社の理念〇〇に共感しました。理念の実践について、具体的な取組を教えてください」
「〇〇の資格(経験)がありますが、御社で生かすチャンスはありますか」
まとめ
逆質問は、理解を深め、不明点・疑問点を解決する場です。
また同時に、逆質問の内容によって、面接者に志望度が高いことをアピールできる大事なシーン。
逆質問の目的や注意点を理解した上で、事前に逆質問を準備・想定した上で面接に臨みましょう!
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