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2022.02.05

適性検査SPIとは?

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多くの企業でキャリア採用などに活用されている「適性検査SPI」。
転職経験者の中にはSPIを受検したご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回はこれから転職活動をする方や、転職を検討している方に向けて「SPI」とはどんな適性検査なのかをお伝えします!

「適性検査SPI」とは?

適性検査SPI(Synthetic Personality Inventory)とは、リクルートマネジメントソリューションズが提供している総合適性検査の1つ。
SPIは大きく2つの構成からなる適性検査です。

  • 能力検査
  • ・性格検査

□能力検査

能力検査は知的能力を測定する検査。「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題が用意されています。
言語分野では、語彙と文章読解など、非言語分野では計算・推論などが出題されます。
検査を通じて仕事を実行・推進する上で必要になる判断力や知識をどれだけ有しているかを測ることができます。

性格検査

性格検査ではその人の人となり(性格)や業務や職場の適応性を測る検査です。
100~300問ほどの設問が用意されており、選択した回答によって結果が変化します。

SPIの受検対策

SPIは事前に問題集を解いたからといって飛躍的に点数が上がるものではありません。
SPIでは時間内に問題の意味を素早く、そして正しく理解し、処理する能力が求められます。

そのため、自分の実力がしっかりと発揮できるよう、以下のポイントに注意しましょう!

  • パソコンでの受検環境を整えておく
  • パソコンでの受検に慣れておく
  • 問題形式や時間配分に慣れておく
  • 性格問題は自分の考えや行動に近い回答を選ぶ

SPIは企業でどのように活用されているの?

SPIは選考の初期段階で会社にマッチする人材かを見極める、いわゆる「スクリーニングテスト」の一種と思われている方も多いかもしれません。
確かに、会社の組織・風土に合う人材かを図り、スクリーニングとして活用している企業もありますが、
初期選考以外にも下記の通り様々なシーンで活用されています。

<SPIデータが活用されるシーン>

  • 応募者の順位付け
  • ・面接時の参考データ
  • ・選考・内定フォロー時の参考データ
  • ・配属先決定時の参考データ

応募者の順位付け

大手や人気の企業では1つの応募枠に対し何十人もの応募者が殺到するケースがあります。人事担当者は履歴書や職務経歴書といった少ない情報から、応募者の人柄や能力・スキルを理解し合否を判断しなければなりません。
その時に情報の補佐をしてくれるのがSPIのデータ。
企業側では、応募者がSPIを受検する前に自社のニーズに沿ったSPI結果を分析しています。
その結果に近い人材ほど自社が求めている可能性の高いターゲットと位置づけ、面接への優先度を高めます。

□面接時の参考データ

書類選考で一定の能力・スキルが把握できているため、面接時には書類ではなかなか理解を深めにくい人柄や人となりが見極められます。
短い期間でより正確に人物理解を深めるために、SPIの結果を活用することも。

選考・内定フォロー時の参考データ

SPIでは受検者が閲覧できる報告書があります。
報告書を用いて自己理解を深めることで本当にこの企業で頑張れるのか振り返りができます。
自分で入社意思を固めた上で内定承諾するため、早期退職防止の効果が得られます。

配属先決定時の参考データ

同じ企業内であっても部署や業務内容によって雰囲気が全く違う場合もあります。
性格に合わない人材が多く集まる部署に配属されてしまうと、本来のパフォーマンスを発揮できない可能性もあります。
入社後スムーズに仕事に慣れ、職場のメンバーと円滑な関係を築くためには、実際に働く現場との相性も大切です。
そのため、中には本人の希望や、面接の印象だけではなくSPIの結果を用いて配属先を決める企業もあります。

もしあなたが転職を志望する企業がキャリア選考においてSPIを実施している場合は、
ご紹介したSPIの特徴を理解し、自分の実力が充分に発揮できるよう事前に準備をしておきましょう!

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