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2022.03.02

本当に応募しても大丈夫!?ブラック企業か見極める5つの方法

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転職では、今よりも少しでも良い環境の企業に転職をしたいと考えるのが一般的。
しかし、応募先企業の見極めがしっかりとできていなかった故に「入社後にブラック企業だった!」なんてことも起こり得るかもしれません。

優良企業と出会うためにも転職活動をする前には、ブラック企業の知識を身に付けておくことが大切です。
今回は「ブラック企業を見極める5つの方法」をご紹介します!

ブラック企業とは?

そもそもブラック企業とはどういう企業のことを指すのでしょうか。
厚生労働省では明確に定義付けをしているわけではありませんが、ホームページには一般的に下記の特徴に該当する場合ブラック企業と呼ぶと記載されています。

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

参考:厚生労働省

具体的には健康に害を及ぼす可能性のある労働環境下での労働や労働法に違犯する労働を強要するだけではなく、改善しない体質を持つ企業のことを言います。

万が一これらの特徴に該当する企業に就職してしまった時は、通常は従業員が会社に対して問題点の改善を求めます。
しかしながら厚生労働省のホームページには、転職したばかりの新入社員が単独で会社に問題の改善を求めて交渉をするのは現実的には非常に難しいとも記載されています。

外部の関係機関や労働組合に相談するのも有効な手段だそうですが、多くの方は転職を検討するのではないでしょうか。
せっかく転職活動を経て就職した会社がブラック企業だった場合、再び転職活動をしなければなりません。自分の経歴の価値を下げるだけではなく、今後のキャリアプランにも影響を及ぼす可能性も否めません。

そのような事態を引き起こさないためにも、応募の前にブラック企業を見分けることが重要です。

ブラック企業の見分け方

ブラック企業なんて応募・入社前に見分けが付くの?!
と思われている方も多いかと思いますが、着眼点を知っているだけで、予防線を張ることができます。

□求人票

基本給や残業代の明記、手当や休日など募集要項の情報が不足している場合は、面接の時に必ず確認しましょう。
違法労働に該当する労働を強いている可能性も否めません。
また「やる気次第でキャリアアップ!」「頑張りが評価に繋がります!」のような抽象的であいまいな言葉で魅力付けしている会社も要注意。
具体的なアピールポイントがないために、抽象的な言葉で飾り立てている場合もあります。

□面接

給料や労働時間など働く上で確認しておきたい項目を質問した時に、明確な回答がない企業は避けた方が良いでしょう。
また1回の面接ですぐに内定がでる企業も要注意。
応募者に考える間を与えず入社を促すケースもあります。

□コーポレートサイト

応募したい企業が見つかった時、多くの方はその企業のコーポレートサイトをチェックするかと思います。コーポレートサイトでキャリア採用のページを見つけたら必ず記載している内容を確認しましょう。

会社概要や仕事内容の詳細が抽象的で何をしている会社なのか、どんな仕事を募集しているのか、明確な記載がない企業は要注意です。
コーポレートサイトはWEB上の会社の顔でもありますが、最終更新から時間が経っている・誤字・脱字があるなどきちんと管理・運営できていない企業も金銭的、社内組織的に何らかの問題を抱えている可能性があります。

□口コミサイト

実際に就職したことのある社員の口コミ投稿が集約されたサイトを参考にするのも良いでしょう。リアルな声が記載されており、応募する際の参考になりますよ。
ただしこのようなサイトの口コミは、不特定多数からの投稿になります。
100%真実である保障はないため、全ての情報を真に受けず参考程度に留めておきましょう。

□その他

会社名や代表者、事業が頻繁に変わる企業も要注意。
会社名の変更は世間的に知名度の高いサービス名称を企業名に起用したり、企業の事業領域の変化を反映した社名に変更したりとポジティブな要因であることももちろんあります。松下電器産業からパナソニックに変更した事例は有名ですよね。
しかし中には「ブラックイメージを払拭したい」といったネガティブな要因で変更していることもあります。
会社名・代表者・事業については、表面的に調べるだけではなく、1つひとつ入念に調べておくと安心です。

知識と情報を得ることでブラック企業入社は避けられる!

労働に関する基本的な知識と情報を持っていることで曖昧な労働条件に対し、敏感に対応することもできます。
また『企業を見極める力』をしっかり身に付けていれば、公表されている情報からも「ブラック企業なのではないか?」とある程度見極めることができるでしょう。

描いた転職を実現させるためにも、自分の人生を無駄にしないためにも、目先の条件や「内定」という言葉に踊らされず慎重に転職先を決めてくださいね。

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