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2022.06.28

キャリア選考の役員面接で日程調整をお願いするのは失礼ですか?

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在職中に活動を行う方も多い転職。
選考に進み、日程調整が済んだとしても現職の都合上どうしても別日程に変更して欲しい!そんな事態に遭遇するケースは珍しくありません。

とはいえ、1次面接・2次面接のようにスクリーニングが中心のプロセスにおいては、比較的相談やすい日程調整も
役員面接となると、相談しにくいですよね。

そこで今回は、役員面接における日程変更の相談についてお伝えします。

■キャリア選考の役員面接で
日程変更をするのは失礼になるか!?

結論から申し上げると、応募先企業や採用意向度によっても異なりますが1回程度であれば相談に応じてもらえるでしょう。もちろん事前に指定された日時を変更することは好ましくありませんが、誰しも思いもよらない予定が入ることはあります。
予定していた役員面接と用事が重なってしまった時は、なるべく早くに応募先企業に連絡を入れましょう。
後にもお伝えしますが、ただ日程調整を相談するのではなく、相手が納得できる理由と誠意ある言葉を添えることがポイントです。

また選考は自分だけ進んでいるとは限りません。
自分以外にも応募者がいる場合もあります。役員面接は選考においても終盤のフローでもあります。
日程調整を依頼することで他の応募者が先に役員面接を受け、内定が出ることもあります。
そうなってしまった場合、例え振替日程で役員面接ができたとしても、最初に役員面接を受けた応募者の内定承諾の結果待ちとなってしまう可能性もあります。
内定を獲得できる実力があったとしても、自分よりも早く他の応募者が内定を獲得し、承諾してしまった場合、不合格になってしまうことも考えられます。
このようにたった数日面接の日程がズレただけで内定が獲得できないケースもあるので、安易な変更希望は控えた方が良いかもしれませんね。

■役員面接で日程変更を希望する際の注意点

どうしても役員面接で日程変更を相談したい事態に遭遇した場合、下記点に留意をして先方担当者に相談するようにしましょう。

□日程変更のタイミング

日程変更を相談するタイミングは、早ければ早い方が良いでしょう。
当然、当日・前日など直近での相談は避けましょう。

□日程変更の相談方法

事前に相談していた日程からある程度余裕がある場合はメールでの相談がベター。その理由は3つ。

  • ・先方担当者の調整時間を作る
  • ・双方にデータが残る
  • ・相手に失礼のないように調整依頼の文章を考えられる

電話の場合、緊張してしまい意図せず誤解を与えてしまうことも・・・・
面談日が直近でない場合は、メールや求人サイトのメッセージを活用し、相談するようにしましょう。

ただし直近での日程変更は電話がベスト。
直近にも関わらずメールやメッセージ機能での日程変更相談は、社会人としてマナー違反に当たると思われてしまうこともあります。
面接間近で日程変更をすることは必ずしも不採用の理由にはなりませんが、マイナスの印象を与える材料になります。また相手を不快にさせない様、事前に謝罪・理由・相談の3つを整理した上で言い訳がましくならないように相談するようにしましょう。

■日程変更を依頼する時のマナー

転職活動において面接日がブッキングすることは珍しくありません。
できればどちらも面接を受けておきたい場合もあるでしょう。
このようにたとえ他社の面接が重なって行けなくなったとしても、面接日程変更をしてもらう際の理由として正直にその旨を伝えるのは控えましょう。
他社面接のため日程変更を希望するということは、『自社の優先順位を下げられている』と思われてしまう可能性があります。

■まとめ

それではまとめさせて頂きます。
キャリア採用では、『即戦力になるか否か』が採用の重点を占めます。
このように積み重ねた経験やスキルが選考を大きく左右するため、「役員面接で日程変更を依頼するのは失礼になるのか!?」とい問いに対する答えは、選考を左右するほど大きな要因になる可能性は低いと言えるでしょう。
しかし安易な日程変更相談・度重なる調整は、面接前からネガティブな印象を与えることも。
また調整相談の態度によっては、再調整に応じてもらえないこともあるかもしれません。

役員面接まで進んだということは、応募先企業から一定の能力を認められ、魅力を感じてもらえていることでもあります。
可能であれば、日程変更がないようスケジュール管理をしっかり行うことが大切です。
万が一日程変更をしなければならい場合でも、本記事で紹介した日程変更相談における注意点やマナーを意識して、相談をしてみてくださいね。

気持ちよく面接本番を迎えることで、本領を発揮できる面接の場にすることができるでしょう。

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