新卒・第二新卒・既卒それぞれの就職・転職活動の違いを解説します！

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新卒・第二新卒・既卒それぞれの就職・転職活動の違いを解説します！

2022.10.12

新卒・第二新卒・既卒それぞれの就職・転職活動の違いを解説します！

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就職・転職活動をする上で、第一に知っておかないといけないことが、「新卒・第二新卒・既卒の違い」です。
これらのステータスの違いを知らないと、自身の条件に該当しない求人応募してしまったり、本来応募できるはずの求人を見逃してしまったりと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになりかねません。

しかし、新卒・第二新卒・既卒の3つのステータスの違いを説明できない…。
なんて方も多いのではないでしょうか？

本記事では、新卒・第二新卒・既卒の違いについてと、それぞれの違いを踏まえどのように就職・転職活動したら良いのか？その答えを解説いたします。

新卒・第二新卒・既卒の違いとは

まずは新卒・第二新卒・既卒、それぞれの違いをお伝えします。

□新卒

新卒とは、「学校を卒業して、すぐに会社に就職する人」のことを指します。
卒業後就職するまでの空白期間がなく、かつ一度も正社員として勤務したことがない方が該当します。

□第二新卒

第二新卒とは「新卒として就職したものの、短期間（3年未満程度）で退職した人」のことを指します。
しかし、実際には第二新卒の定義は、会社によって異なります。
卒業後に就業経験があるかどうかが、新卒と第二新卒の大きな違いです。

□既卒

既卒は、「学校を卒業して、正社員として勤務したことがない人」のことを指します。
ちなみに、学校を卒業して既卒になり、長期間正社員として就業せずアルバイトなどを続けている方の場合、「フリーター」と称されることになります。

しかし、学校を卒業してから3年間は新卒として扱う企業もあります。
そのため、既卒だったとしても新卒枠への応募が可能な求人もあります。

就職・転職活動の違い

どの肩書が一番有利なのか、という観点からの回答は、新卒が一番有利になる傾向にあるようです。
というのも、新卒は一定規模のある会社であれば毎年採用枠が設けられており、採用人数も一番多くなるから。
また、会社側から見れば社会経験はないものの、どの会社の色にも染まっていない人材のため、一から育成をしやすいメリットがあります。
大企業であれば、人材育成に資金をかけられる余裕もあるため、新入社員の大半が新卒で占めている会社も多いでしょう。
新卒は人生の中で何度も得られるものではない貴重なステータス。そのため学生の皆さんは卒業までに自分のやりたいことを見つけておくことをおすすめします。

第二新卒は、新卒と違い社会人経験があります。基礎的なビジネスマナーなどを教える手間が省けるため、育成に時間や人手をかけられない中小企業に人気が高いステータスです。最近では即戦力を求める大企業からの注目も高まっています。

第二新卒で転職を検討している方は、前の会社を短期間で退職したことになります。
そのため転職活動の際にはほぼ間違いなく『前職を辞めた理由』を聞かれることになるでしょう。
「うちの会社も早期離職するのではないか？」という人事担当者の不安や懸念を払拭できるよう、出来るだけ前向きな理由を用意しておきましょう。
そしてどんなことを成し遂げたいのかなど、将来ビジョンを明確に描ける動機と共に伝えられるとより良い結果に結びつくでしょう。
社会人の経験があるということは、ビジネスマナーなど求められるハードルも多少高くなります。いち社会人として、恥ずべき行為が散見されないよう、しっかり準備しておきたいですね。

最後に既卒です。
公務員試験に落ちてしまった、希望している会社から内定がもらえなかった、就職そのものに意欲が持てなかったなど、様々な理由で既卒になるケースがあると思います。しかしどんな理由があるにせよ、新卒や第二新卒で優秀な人材がいれば、そちらを優先して採用するため、既卒であることは不利に働いてしまう可能性も否めません。
しかし、実際は新卒採用だけでは必要な人材を十分に確保できないケースもあります。またポテンシャル採用など、応募者の人柄ややる気を重視する企業であれば、既卒であっても内定を勝ち取れる可能性は十分あります。