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2021.12.26

コロナで転職はどう変わった?どう変わる?

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就職・転職活動において新型コロナウイルス(以下コロナ)の影響を受けた方は少なくないでしょう。
2021年09月にNHKで報道された情報によると、コロナの影響で内定先企業から内定取り消しを受けた学生は全国で136人に上ったそうです。
感染拡大前と比較して約4倍近くに増えたとのことでした。

このように直接的にコロナの影響を受けた方もいれば、間接的にコロナの影響を感じた方も多いかと思います。
今回は、コロナの影響により転職はどう変わったのか、また今後どう変わるのかをお伝えします!

転職者の動向変化

株式会社マイナビがリリースした「転職動向調査2021年版」のデータによると、
年々増加傾向にあった転職率がコロナ第一波が起きた2020年を期に減少に転じています。例年と比較し、コロナの影響で転職希望者は『転職に積極的になれなかった可能性が高い』ことが伺えます。

またエン・ジャパン株式会社が発表した「コロナ禍による仕事探しの変化実態調査」では、7割が「コロナ禍前後で仕事の探し方に変化があった」と回答しています。
特に変化があった項目は下記3つ。

・在宅ワークを探すようになった
・自宅近辺の勤務地で探す
・人との接触が少ない職種を選ぶ

全て感染症を意識した項目であったことから、仕事選びの軸の1つに安心・安全な働き方を選ぶ労働者が増えていることが伺えます。

参考資料:株式会社マイナビ
参考資料:エン・ジャパン株式会社

人事・採用担当の動向変化

コロナの影響で変化が生じたのは転職者だけではありません。
もちろん、求人側である企業・人事・採用担当にもあらゆる変化が生じています。

まず採用に向けて行われる企業説明会やセミナー・面接などの選考ステップを全てオンラインで実施するケースが多くみられました。
応募者にとっては現地まで足を運ぶ必要がないので、時間や交通費の節約になるメリットがあります。
しかし一方で応募先企業に一度も訪れることなく、さらには応募先企業の社員と会う機会を持つことなく入社の日を迎える可能性もあります。
コロナ前と比較すると、圧倒的に企業の文化・事業内容・働く人に触れる機会が少なくなっているため、就職後のミスマッチを起こす懸念が高まっています。

一方でより非対面でもリアルな社風・風土を応募者に伝えるためにリクルーター制度を活用したり、オンラインながらも少人数の座談会を開催するなど、企業理解を深める機会を作るなどの工夫も見られるようになりました。
さらにはコロナ禍以前よりも自社オウンドメディア運営による情報発信やPR動画の制作、SNSの活用など、採用DX(※)に取り組む企業も多くみられるようにもなりました。

(※)ITを活用して業務を変革し、優秀な人材を安定的に確保すること

SNSの活用は新卒採用市場にこそ浸透しているものの、コロナ禍においては転職市場にもSNSツールを活用する動きが高まっています。
そのため、転職者は従来の情報源となっていた転職サイトの口コミや現職社員の紹介、企業のコーポレートサイトのみならず、
SNSや動画サイトなど新しいツールからの情報収集も必要になりつつあることを周知しておきましょう。

アフターコロナで転職はどう変わる?

特に下記業界はコロナの影響を受けて大きく求人数が減少しました。
(厚生労働省発表:2020年有効求人倍率)
この数字は転職活動においても大きな影響を与えるでしょう。

宿泊業・飲食サービス業
・生活関連サービス業・娯楽業
・製造業
・情報通信業
・卸売業・小売業

一方で、エンジニアやSE、プログラマー等のIT系の仕事は、求人数を伸ばしており、特に即戦力となる人材は市場価値が非常に高まっています。

採用プロセスのオンライン化や情報収集ツールの変化、市場動向の一転など、転職市場はコロナの影響を大きく受けました。
そして今後も少しずつ変化していくでしょう。
転職成功を勝ち取るためには、志望業界・企業のコロナ変化をしっかり把握し、時代・状況に応じた情報収集と対策を意識しましょう!

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