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2022.11.04

既卒は「新卒」「中途」どちらに応募すべき?

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”既卒(者)”は、「新卒」でも「中途」でもないため、どちらに応募すべきか分からないと悩む人は多いかと思います。既卒者が就職活動を行う際には、どちらに応募する方が良いのでしょうか? 
またどちらが有利なのでしょうか?
今回は『既卒』に焦点を当ててお伝えします!

既卒(者)』とは??

「既卒(者)」とは、高校・専門学校 ・ 大学などの学校を卒業し、その後一度も社会人経験がない(一度も正社員として就職していない)方を指します。 
また、よく似た言葉に「第二新卒」というステータスがあります。こちらは正社員として新卒入社した方が入社後3年以内に離職し、転職活動を行っている方を指します。

既卒者の新卒採用枠への応募について

「新卒」向けの求人は、在学中の卒業予定者を対象とする場合が一般的。しかし最近では、既卒者の応募を受け入れる企業が増えています。

これは、厚生労働省が2020年の10月から、新型コロナウイルスの蔓延が就職活動に影響を与えているとして「卒業後3年以内の既卒者は、新卒枠で応募受付するように」と企業に働きかけている背景もあります。
また対外的に既卒者の応募が可能であると明記していなくても、申し出により応募を受付けている場合もあります。もし興味惹かれる企業が新卒枠で募集を行っているのであれば、既卒者の応募が可能か問い合わせてみると良いでしょう。

既卒者の中途採用への応募について

「中途」向けの求人は、応募資格が記載されている場合が多く、これまでの職務経験やスキルを重視する傾向があります。一方で、未経験者の応募を受け入れている業界や職種も多数あります。

学生時代に学んだ専門的スキルや培った知識などを活かせる仕事を探すのも良いかもしれません。また新しい経験から自分の可能性を広げられるチャンスでもあります。未経験だったとしても募集がおこなわれているのであれば挑戦してみるのも良いでしょう。

「新卒」「中途」どちらの枠への応募が有利?

それでは、既卒者は「新卒」「中途」どちらの枠に応募すると有利なのでしょうか?

新卒採用枠への応募は、そもそも既卒の応募を受け入れていないというデメリットがあるものの、新卒という貴重なステータスとして応募できる特権が得られます。
新卒と比較すると不利になる可能性も考えられますが、就職をしなかった理由を明確に説明し、卒業後の経験をアピールできれば、逆に強みとなるでしょう。

中途採用は、経験がないと応募できない求人があり、業界や職種が絞られる傾向があります。しかし最近では、特に若年層の採用において、人柄や意欲などポテンシャルを重視する企業も増えています。
幅広い業界や職種にアンテナを張り、未経験でも新しい分野に挑戦する意欲をアピールできれば採用に至る可能性が拓けるでしょう。

「新卒」向け、「中途」向け、共に、メリット、デメリットがあるため、どちらが有利になるとは一概に言い切れません。そのためどちらの応募枠も視野に入れ、就職活動を進めていきましょう。また、就職をしなかった理由や卒業後の経験を整理し、意欲と共に前向きにアピールできるようにしておくとよいでしょう。

まと

既卒(者)は、社会人経験がない人を指すため、「新卒採用枠」「中途採用枠 」どちらに応募するべきか悩みがちですが、どちらの枠も視野に入れ就職活動を進めるとよいでしょう。
既卒(者)の就職は不利と言われる場合もあります。しかし卒業後に就職をしなかった理由や、卒業後の経験を強みに切り替えることは可能です。
幅広い業界・職種にアンテナを張り、自己分析を進め就職活動を成功に繋げましょう。

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