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2022.09.09

『第二新卒』ってよく聞くけど、どういう扱い?今さら聞けない転職知識をお伝えします!

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転職活動をしていると『第二新卒』という言葉をよく聞きませんか?
「第二新卒って何?」「どういう扱いなの?」「自分は該当するの?」と疑問をお持ちの方も多いかと思います。
そこで今回は転職にまつわる“第二新卒の疑問”を解説していきます!

『第二新卒(だいにしんそつ)』とは?

第二新卒とは一般的に、新卒で入社し1年~3年以内に退職した人のことを指します。
この『第二新卒』という言葉は法的な定義がないため、転職サイトや企業によって解釈が異なります。
そのため、新卒で入社し4年~5年経って辞めた方や退職後に1年ブランク期間があった場合でも第二新卒として扱われるケースがあります。
法的に定義された言葉でもなく、解釈や適宜もバラバラ…。
そんな『第二新卒』という言葉はどういう背景があり、何のために生まれた言葉なのでしょうか?

なぜ『第二新卒』という言葉が生まれたの?

第二新卒とは、『新卒』と『社会人』の中間的存在を表す言葉として生まれたと言われています。
企業の即戦力とまではいかないけれど、基本的ビジネスマナーなど社会人としての基礎的な能力を身に付いている。そのような中間層を指し示すために、『第二新卒』という言葉が生まれました。

『既卒』との違いは?!

『既卒』と『第二新卒』は、混同されがちな言葉。
その定義があいまいな方も多いかと思います。

両者の明確な違いは「正規雇用経験の有無」です。
『既卒』とは、高校、専門学校、大学などの学校を卒業後、正規社員としての就業経験が無い人を指します。
一方で『第二新卒』とは、新卒として1~3年ほどの就業経験を得た後に退職した人を指します。
転職・就職活動において『第二新卒』と『既卒』は企業の扱いも大きく異なります。
これから転職・就職活動をする方は、自分がどちらに属すのかしっかり把握しておきましょう。

転職市場における『第二新卒』のメリット・デメリット

気になるのは転職活動をする時に第二新卒がどのような扱いを受けるのか。
今の仕事を辞めて転職活動をしたとしても、今より不利なステータスになるのであれば、退職を見送りたい。
そんな方も多いでしょう。最後に第二新卒におけるメリット・デメリットをご紹介します。

□転職市場における『第二新卒』のメリット
第二新卒のメリットは、「社会人経験がある」という点です。
第二新卒を採用したい企業は非常に多く、転職市場においては需要が高いステータスです。
その理由としては下記2つ挙げられます。

1つめは基本的なビジネスマナーや電話応対・パソコンスキルなどが身についているため、新卒や既卒の採用に比べ研修・教育コストが削減できます。
2つめは、キャリア転職とは違い前職・前企業のカラーに染まりきっておらず、入社後に企業風土に染まりやすい点が挙げられます。

他にも年齢的に能力の伸びしろを期待できる点など、企業にとっても比較的育てやすい存在であることから転職市場において高い需要があります。
また第二新卒に限り未経験歓迎の求人も多く、キャリア転職と比較すると、職種・業界を超えた転職も実現しやすいでしょう。

ただし憧れやイメージだけで転職してしまうと、転職後に思っていた仕事ではなかったとまたすぐ辞めてしまう結果になりかねません。
第二新卒として再スタートを切るかどうかは慎重に検討しましょう。

■転職活動における『第二新卒』のデメリット

第二新卒のデメリットとしては「仕事が続かない」「忍耐力がない」「会社をすぐやめる」など、マイナスなイメージを抱かれてしまう可能性があります。

ここで重要になるのが「辞めた理由」です。
退職後の明確な目標やビジョンがあり、前向きな退職理由であれば悪いイメージを抱かれることはないでしょう。
ですが、「思っていた仕事と違った」「上司と合わなかった」などネガティブな退職理由をそのまま採用担当者伝えてしまうと、「入社後にも同じ問題が起きるのでは?」と企業側も不安に感じてしまいます。
転職活動中の面接では「退職理由」を聞かれることも多いため、前向きな退職理由が答えられるように準備しておきましょう。

その他にも「即戦力を求める企業では採用が難しい」というデメリットもあります。
いくら若くて育てやすく、ポテンシャルが高い人材でも、求人によっては経験を武器に転職活動をするキャリア組には敵わないこともあるでしょう。

まとめ

『第二新卒』のステータスは、新卒でもなく即戦力になるキャリアでもない、「中間の扱い」となります。
一般的には学校卒業後新卒として入社し、1~3年ほどで退職した人を指します。
第二新卒にはメリットもデメリットもありますが、今の日本における転職市場では人手不足などの背景もあり第二新卒を積極的に採用する動向が見受けられます。
第二新卒というステータスを上手に活用することで、自身の理想に叶う転職ができるかもしれません。
第二新卒として転職を検討する際は、自分の目的をしっかり見極め納得のいく転職活動にしていきましょう。

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